乙女心に封印

㉑ 乙女の恋心に封印   2015.2.3

結納式が 1月11日 結婚式が 5月5日と進んでいく過程の3月末のことです。
20歳の頃 母に仁王立ちになって止めたられた恋心の彼の友人が お店にやって来ました。
「お嫁にもらいに来る!って言ってるよ」と 言いに来てくれました。

あぁ~~ ごめんなさい。
結婚式の招待状を たくさんの人々に出してしまった後です。
ここで この結婚を帳消しになんか出来っこないし、彼の元へ飛び込んでいきたい気持ちでハチ切れそうですが、 そんなことをしたら 親だけでなく たくさんの人たちに迷惑かけるので、自分の心を押さえました。

小さい時から 自分の感情を押さえる訓練は出来ている私です。

でもね 成就しないで 蓋をした恋心はいつまでも 心の底にくすぶり続けるのですね!
だから、子供たちの伴侶探しには 私は 口出ししないようにしています。

そして、5月5日 新婚初夜に 私の夫さんは言い切りました。
「お互い今まで生きてきて いろんなことがあっただろうが 一切 言わなくてよい!」と
そう言われて 若かりし頃の恋物語は 誰にも言わずに しっかり封印することにしました。

成就しなかったけれど、いくつになっても 淡い恋の思い出は ステキな思い出として小さく灯っています。

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