本日はあの安保徹先生の命日‼️亡くなる1か月前に札幌で山本敏幸とコラボセミナーを開催‼️講話内で暗殺されるかもと‼️【今日の名言】安保 徹(医学者、医学博士)
ガンは異常な細胞ではなく、「低酸素」「低体温」のなかで生き延びるために生まれてきます。逆の環境を与えれば、ガンは自然退縮していきます。
解熱剤、痛み止め、抗がん剤、ステロイド剤…。これらはすべて交感神経を刺激して、血流を止め、体温を下げ、免疫力を低下させます。
私は長年の研究の中で、「生命体は自分自身では失敗しない」ことを強く実感しました。体はより良い方向へと動くようにできています。
血流が悪くなると、細胞は「酸素不足」になります。血流が途絶えると、体温が下がってしまいます。
ガン細胞は「正常細胞からミトコンドリアが削られた」だけの違いに過ぎないのです。元は共通の遺伝子です。ですから、遺伝子レベルであろうと、細胞レベルであろうと、ガンを死滅させようとして抗がん剤や放射線で攻撃すれば、正常な細胞も同じ遺伝子を使っているから、生命そのものが滅びることになります。
抗がん剤は兵器の「マスタードガス」をもとに、1950年から1960年代に活発に開発され、現在使われている主な抗がん剤は、この時期に出揃いました。
抗がん剤は「低酸素」「低体温」「高血糖」をもたらします。この3つは発ガンの内部環境そのものです。抗がん剤治療によって、ますますそれら3条件に拍車をかけます。これではガンが治るはずがありません。
ガンの人の内部環境は「ミトコンドリアが少なく」「低酸素」「低体温」です。逆の環境を与えれば、ガンは自然退縮していきます。ミトコンドリアが働きやすい環境をつくればよいのです。
具体的には、食事の内容や量を変えたり、早寝を心がけたり、運動を始めたり、体を温めたり、ということです。体を温めることによって、ミトコンドリアが活性化します。
免疫力を高めるために一番てっとり早い方法が入浴です。ぬるめの湯にゆったり入るのが効果的です。熱い湯に入ると、交感神経が刺激されてしまいます。交感神経が緊張すると、血管が収縮し、血流 が悪化します。
体温+4度C、少しぬるめと感じるくらいが、副交感神経が活発になり、免疫力が高まります。具体的には、40度から41度くらいのお風呂に10分から30分つかっているぐらいです。
時間に余裕があるときは「半身浴」がお薦めです。発汗するので、時々水分補給します。全身浴以上に、体内の毒素 が排出されます。実際、治った人たちに聞いてみると、一日12時間風呂に入ったとか聞いています。高齢者や病気の治療中の人は「足湯」や「湯たんぽ」がお薦めです。
ミトコンドリアは、太陽に当たることによってつくられます。免疫力を上げるためには、日光が不可欠です。一日一時間くらいは屋外で過ごすのがお薦めです。
有酸素運動は、ミトコンドリアを活性化します。激し過ぎる運動は、交感神経が刺激されてしまい逆効果です。歩くことを習慣にするとよいでしょう。
腸内環境が悪化すると、免疫の要であるリンパ球が育ちません。腸内環境を良くするためには食事が大切です。野菜やキノコ、未精白の穀類などは、リンパ球を育てます。日本人は野菜と海草が好きですから、一般的には腸にはリンパ球がいっぱいあります。菌床栽培のキノコの多くは菌床に農薬、防カビ剤等が多用されているので、要注意です。野菜や果物を食べると、ミトコンドリアが活性化し、体内で呼吸が促進されます。
腸内環境をよくするように努めれば、がんの進行は大体1~2か月で止まります。リンパ球が働いて退縮まで行くには1年ぐらいかかります。焦らずに、ゆっくり取り組めばいいのです。
ところが、リンパ球を確実に減らしてしまうものがあります。それががんの三大療法です。とくに放射線治療を受けると、その後、リンパ球の減少が長く続いてしまいます。
肉食に傾いた食事もがんの要因となります。肉や脂っこいものを一切食べてはいけないというわけではありません。適度に摂取すればよいですが、基本は玄米菜食がよいでしょう。玄米が合わない人は、白米に玄米を少し混ぜたり、分づき米にするといいでしょう。 私自身、玄米を主食とし、野菜、海草、キノコ類をよく食べ、肉や魚などは週に1、2回食べる生活です。
転移は怖くありません。ガンが治るサインです。体が治癒力を発揮してガンを叩いている最中です。ただし、リンパ球が少ない場合はこの限りではない。リンパ球が上り始めた時に転移を起こしやすいということがはっきりしました。転移というのは、原発巣がリンパ球によって攻撃されて散らばっている状態なのです。そして散らばった後にすっと消えていく。実際、転移が起こったガンが自然退縮して治るということを何十例も経験しました。
免疫細胞がガンを叩くときには、必ず炎症反応が起こって発熱、痛み、不快を伴います。肺ガンなら咳がでてきたりします。患者さんも、医師たちも、こういう症状が治癒の過程で起こることをわかっていないので、つい症状を止めたくなるのです。しかし薬を服用して症状を止めることは、治癒反応を止めているわけで、ガンを治すためには、まったく逆効果なことです。
ガンの自然退縮につながる治癒反応が始まると、一週間ぐらいは寝込むような辛い症状が続きます。その後、リンパ球が増えてガンが退縮しはじめます。この治癒反応は昔から傍腫瘍症候群(パラネオプラスティック・シンドローム)という名前で、ガン患者の治癒過程で必ず起こる反応として知られていました。ところが、戦後、抗がん剤を使うようになって以来、忘れ去られてしまったのです。
体が血流障害を治そうとして血流が押しかける時に痛みがでます。それを痛み止めで常に止めていると、血流障害によって顆粒球増多が起こり、発ガンが促されます。
血流を止めれば、炎症反応が止まる。これが消炎鎮痛剤のしくみです。これは病気の治癒による消炎とはまったく違います。痛み止め(消炎鎮痛剤)は血管を閉じ、血流を止めます。全身の血流が悪くなり、血管がたえず絞られた状態になり、血圧も上がり、動脈硬化も進行します。組織破壊が繰り返され、細胞のガン化が促進されます。
ガンが見つかったら、発ガンした場所に血流が増えるようにするべきだと思います。
現代医療は、症状を徹底的に薬で取り去るという方向に進んできました。しかし、実は苦しい症状こそが治癒のために必要なプロセスだったのです。
現代医療は、症状を消すことに専心したために、治癒とは正反対の方向に向かっていたのです。例えば、痛む、熱をもつ、腫れ上がる、発疹が出る。こういう症状は実に不快です。しかし、その症状こそ、患部に血流を送って治そうとしている体の治癒反応なのです。
熱があるから、痛みがあるからこそ、治癒に向かうのです。それゆえ、対症療法は本当の治癒をもたらさないのです。その結果、病を慢性化させてしまいます。
消炎鎮痛剤とステロイド剤を病気治療に使い続けてはいけません。血流障害を起こし 組織破壊を促す「病をつくる薬」の代表格です。
痛みや発熱、かゆみ、下痢などの不快症状は、体が治るときに生ずる「治癒反応」です。こうした治癒反応を、医者は悪玉とみなし、症状を薬で抑える対処療法を行います。患者さんはいったん楽にはなりますが、治癒反応を抑えられ、病気の治りは悪くなり、さらに薬を足すという悪循環が始まります。
※12月6日は安保徹の命日(2016年)です。
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