塩 〜苦りの問題〜

海にかこまれた国 ~苦汁の問題~

人間は 海から生まれた生物が進化した生き物ですから海の成分(ミネラル)はとても重要な栄養素です。

また、塩にも歴史があります。 塩の歴史と共に 人間も変化しているのに気づいてください。 海に囲まれた島国の日本は、海塩を使っていました。 海塩に含まれる苦汁は タンパク質を固める作用がありますので、体は小さく短命でした。

先人の人々は、すでに 海塩の苦汁が体に良くないことをご存知だったのでしょうね、塩袋で寝かせて、そこから出てきた苦汁を大豆の汁=苦汁で 固めて豆腐を作っていました。

いわゆる タンパク質を固める働きが苦汁にあることを知っていたんですね。 そこで、味噌や醤油にして、何年も寝かせて 苦汁成分を消して使う努力をしていたようです。

海塩しか使えない島国日本人の体系は、東京オリンピックの時に 日本人は 背が低くって小さいなぁと 思いながらテレビに見入っていた私の8歳の記憶があります。

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